京都市北部に位置し、菅原道真を祀る北野天満宮は、日本で最も重要な神社の一つだ。学生の間では学問の神様として名高く、受験や修学旅行シーズンには多くの学生達で賑わう。しかしこの神社の人気にはもう一つ理由がある。毎月25日に行われる伝統的蚤の市だ。
蚤の市に行くのは至極簡単だ; 京都駅から北野天満宮駅前行きの市バスが頻繁に出ており、片道約 230 円、30 分程度で着く。地下鉄を利用しても、下車駅から神社へ直行するバスがある。バス料金はどこで下車しても変わらない。神社周辺には、車や自転車の駐車場所があまりなく、道路で立ち往生しない為にも公共交通機関の利用をお薦めする。
蚤の市は神社境内と周辺の道路上で行われ、何百もの店舗が軒を連ねて、伝統工芸品や植物、骨董品、着物の反物、宝石、陶器、各種道具やおもちゃなどを売り出す。価格は実際町で買い物するより安く、お得な値段でお宝を見つけることも可能だ。また、お祭りスタイルで「たこ焼き」や和菓子などを廉価で売る露店も数多く出ている。
この蚤の市は月に一度しか行われず、夕暮れ時には殆どの品物が売り切れるため、早目に出掛けることをお薦めする。価格交渉も可能だが、日本語が喋れない場合は少し難しいかもしれない。しかし試してみる価値はある。特に女性は値切れる可能性が高いので挑戦してみよう。
日本伝統の品々のコレクター、大量にお土産を買って帰る使命を担った観光客、または日本の伝統食品を探求してみたいグルメな人には、北野天満宮の蚤の市は最高の探索場所だ。日本の伝統文化体験を是非ここで高めてみよう!