京都御所(きょうとごしょ)内にある小御所(こごしょ)。諸種(しょしゅ)の儀式(ぎしき)が行われ武家(ぶけ)との対面にも用いられた。寝殿造(しんでんづく)りと書院造(しょいんづく)りの両要素が融合(ゆうごう)した様式の建物である。慶応(けいおう)3(1867)年12月9日の「王政復古の大号令(おうせいふっこのだいごうれい)」が発せられたその夜、「小御所会議」がここで行われた。昭和29(1954)年に焼失してしまったが、同33(1958)年に復元された。写真で紹介した「女踏歌(おんなとうか)」の「五節舞(ごせちのまい)」であるが、その起源は天武天皇が吉野宮で琴を弾いたときに、天女が舞い降り、その袖を五回翻したという故事にちなんでいる。
京都御所を歩く~5
小御所(こごしょ)と御池庭(おいけにわ)
Shozo Fujiiによって
コミュニティライター
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