福井県の越前海岸沿いに佇むカフェ「マーレ」は人気のビューカフェである。遠く京阪神からのドライバーやライダー達が海を眺めながら一息入れるために立ち寄る。県内外から年間5万人が訪れるマーレ。その人気のほどが分かる。日本海は季節によって表情が全く違う。何の障害物もなく見渡せる日本海の水平線を眺めているだけで心から癒される心地である。圧巻は夕日だ。あかね色に沈む夕日を眺め終えるとマーレも閉店となる。日没時間が閉店時間というユニークさである。運が良ければイルカが群れをなして泳いでいるのが見れる。
福井越前海岸「マーレ」
渚のビューカフェ

Shozo Fujiiによって
コミュニティライター

日本海といえば荒海のイメージがあるが、それは季節風が強まる11月から2月頃まで。それ以外の季節は穏やかな海が多い。潮風が気持ちいい

イタリア料理人であったオーナーはすぐそばに材木店を営み、自らこのカフェも建てた。増改築もご自身で。ちなみにマーレとはイタリア語で「海」の意味

越前海岸縁を走る国道305号沿いにマーレはある

冬季のマーレは暖房に薪ストーブを使っている。スタッフはその薪割りの最中だった

開店してから20年になる店内は床板もテーブルも飴茶色に光っている

マーレは年中無休だ。ユニークなのは閉店時間が日没時刻だという点

風の穏やかな日には掃出窓を開けてあり、清々しい潮風がそよそよと吹き込んで気持ちがいい

マーレママこと内田なおみさんの実家が越前焼で有名な宮崎村。だからマーレのコーヒーカップはすべて越前焼である

カフェ「マーレ」の楽しみは海を眺められることだ。しかも、真西に向いているため夕日が素晴らしい
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