鹿島神宮の拝殿を後にして真っすぐ進むと、鹿園が見えてきます。伝説によると、ご祭神である武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)は白い鹿に乗って奈良の春日大社に向かったそうです。神の使いである鹿は、鹿島神宮で大切に飼育されています。鹿園の脇には、君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」があります。
杉の木が多く立っている奥参道を進んで行くと「奥宮」があります。鹿島神宮で祈願した徳川家康公は、その後関ケ原の戦いで勝利を収めました。奥宮は、その感謝の意を込めて家康公により奉納されました。当初は本殿の場所にありましたが、造営の際現在の場所に移動しました。
奥宮を後にして奥の道に進むと「要石」が見えてきます。昔から、この地を地震から守る神様として知られています。鹿島神宮の要石は凹型、一方で香取神宮にある要石は凸型です。
<鹿島神宮シリーズ>
(注:鹿島神宮は2020年4月現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業しております。再開時期については公式ホームページをご参照ください。)