関西は春から秋にかけての温暖な気候で知られているが、夏の暑さは旅行者にとって時に耐えがたいものになる。とはいえ、そんな暑い夏でも関西旅行を楽しめる、とても簡単な方法が1つある。琵琶湖に出かけてみよう!
滋賀県にある琵琶湖は、京都から30分ほどで行ける。この湖は日本最大の淡水湖(面積約670.3km2) で、世界で3番目に古く、1,100種類もの動物種が生息している。京都や周辺の町から電車で簡単にアクセスでき、湖畔に多数存在するビーチのいずれかにたどり着くのにそれほど時間もかからない琵琶湖は、夏の行楽にはもってこいだ。
近江舞子ビーチは琵琶湖のビーチの1つで、JR湖西線の近江舞子駅からアクセスでき、京都駅からの所要時間は45分、片道670円だ。ビーチは駅から徒歩5分の場所にありとても見つけやすい。
近江舞子ビーチは、太陽の光が降り注ぐ静かな場所で、辺りを散策したりリラックスしたりできる素晴らしい場所だ。人が少なく、旅行者にはあまり知られていないスポットなので、大きなビーチのように人で溢れかえることもない。町自体は本当に小さくてキュートだ。バケーションシーズン以外は店は閉まっていると思った方がよいが、小さなバーベキュースポットがあるので、友達とピクニックを楽しめる!
ビーチそのものも美しい。透きとおった青い水が、柔らかな波となって砂浜にはじける。水は、大きな湖にしては大変暖かい。湖のはるか向こうには、地平線に溶け込むように丘が見え、ビーチの南岸には、カキの養殖場がある。数キロ離れたところにジェットスキーのレンタルショップがあり、ジェットスキーを楽しむ人を見かけるときもある。自分で乗ってみるのもいいだろう。太陽の下で日光浴している猫を見つけても、驚いてはいけない。この辺りには猫がたくさんいて、町中を自由に歩き回っているのだ。
全体的に見て、琵琶湖はとても平穏でリラックスできる場所だ。町の生活から離れて休みたい時や、暑い日に泳げる素敵な場所を探しているなら、ぜひともお勧めのスポットだ。ただし、バケーションシーズン以外に行く場合は、ほとんどの店は閉まっているので、食べ物を持っていくことを考えたほうがいいだろう。また、ビーチの砂に小さな石が混じっている場所もあり、素足では歩きにくいかもしれないので、サンダルも持っていくといいと思う。