歴史 京都嵯峨野路を歩く~1 Shozo Fujii 嵯峨野(さがの)は京都洛中(らくちゅう)の西にあり、公家たちは西郊(さいこう)と呼んだという。平安時代(へいあんじだい)以来、嵯峨野は天皇(てんのう)や貴族(きぞく)たちの行楽地(こうらくち)であった。
博物館 京都「新島襄旧邸」 Shozo Fujii 明治維新という怒涛の揺籃期をわずか46歳余で駆け抜けた彼は同志社大学を設立、決して長いとはいえない生涯を教育のために捧げた。コロニアル様式の和洋折衷。邸宅の周囲に低く刈り込まれた椿の生垣。
歴史 京都「清水寺」 Shozo Fujii 京都市洛東、東山に位置する清水寺は、平安遷都(794)以前からの長い歴史を持つ古刹である。清水寺の由来には「音羽の滝」伝説がある。また、鳥辺野という別の名称の歴史も清水寺の重要な側面である。
歴史 京都嵯峨野、二尊院「九頭竜弁財天」~第二部 Shozo Fujii 水神様の九頭竜と弁財天とが融合したとも思われる九頭竜弁財天。日本の歴史の大河を千数百年にも渡って泳ぎ続ける。九頭竜弁財天に手を合わせ空を見上げた時、天に躍る九頭竜の銀鱗が陽に照り映えた気がした。
博物館 京都「二条城」 Shozo Fujii 京都の二条城は「城」という名を冠しているけれども、それは徳川家康が上洛の折の滞在所として建立されたもので、一般の屋敷の範疇である。徳川の威光を朝廷はじめ諸大名にこれでもかと見せつける贅がいたるところにしつらえてある。